・薬によっては水以外のもので服用すると効果を下げてしまう事があるので、薬はコップ1杯程度の水か微温湯で服用することで途中で食道に残ったり、くっついたりしないで飲める(食道炎を起こしてしまう)。
・薬によっては、食物の影響を受けるものがあるので、食前・食間(食後2時間)・食後・空腹時の指示で服用する(効きすぎたり、効果を下げるため)。
・飲み込みにくい場合、服薬ゼリーやとろみ剤を使う。
OD錠(口腔内崩壊錠)や貼付剤などに替えられるものもあり。
・認知症などで複数の薬があり、こぼしてしまう時は、小さな容器(おちょこなど)に入れて飲んでもらうとよい。そこへゼリーを混ぜても可(その時はスプーンで口に運ぶ)。
・複数の病院に通院して、それぞれ薬をもらっている場合、必ず服用している薬は、全て医師・薬剤師に伝え、重複しいないか見てもらう(同じ成分・相互作用などの確認)。
薬剤師会 坂本 里美